PTA話しの完結編(笑)
大学にもPTAがあるのか、という疑問。もうないだろうと
思っていた高校でもPTAが存在し、げっそりとなったかも知れません。
でも、まだ先があるのです(苦笑)
そう、大学です。
ここで、高校卒業後は就職するよ…というお子さんの保護者は
やっとPTAから解放されます。長年悩まされた問題に、
これからは頭の痛い思いをしなくても済みます。
でも。大学進学をされた場合は……。
大学にもPTAがあるのか?
大学にもPTAがあるかどうかですが……あるんですねえ、これがッ!
やっとのことで高校卒業し、大学生ともなれば親が構う
必要なんてなくなるよねえ。はあ、やれやれ…と思っていたところに
「PTA?はあ?!」となると、正直辟易してくるところでしょう(苦笑)
大学によって活動内容は違います。というか、大学は地元外からの
進学してくる人も多いので、これまでのようなPTA役員を
決めるとかはまずないです。
例えば、地元が北海道で東京の大学に進学した、
というパターンではPTAの役員をしろと言われても無理な話です。
なので、PTAがあるといってもこれまでのような役員決めが~とか
、何回も学校に行って会議や打ち合わせをして行事を開催して……と
いうような心配は要りません。
その点は安心できますよ♪
▲この大学なら、ちょっと関わってみたいかも(笑)
後援会という名称で…
大学進学が決まってから送られてくる書類のなかの、
納入金の説明のなかに「後援会会費」若しくはそれに準ずるものが
あるかと思います。(※うちの上の子が行った大学(私立です)では、
ありましたので。大学にもよると思いますので確認してくださいね)
この、後援会なるものが今までのPTAに当たる組織なのです。
上の子の場合、年間で2万円です。それを4年間なので、
計8万。結構な金額だ(苦笑)
役員の方はいますが(会長や会計等のいわゆる執行部ですね)
保護者に役員をやってねというお知らせは来た事がありません。
なのでどうやって選出されているのは分からないです。
これはわたしの想像なのですが、大学に行く事が可能なご家庭の中から、
大学か後援会側から連絡があるのではないかと。
選ばれる基準は分かりません。
後援会の行事としては、うちの子が通ってる大学の場合ですが
年度初めに総会、夏~秋にかけて2者面談がありました。
お昼付き♪
2者面談は、担当する教授(3年以降はゼミの教授かな)が
成績や普段の様子も教えてくれましたので子どもの大学での
様子を垣間みることが出来る、貴重な行事かなと思いました。
高校でもそうですが大学生になると、同じ家にいても顔を合わせることも
少なくなってきます。ましてや大学での様子なんて知りようがないですし。
この2者面談は、初めに卒業後の就職先の状況とかの話しが
ありそれから担当教授と面談。教授と話す機会というのも、
よっぽどじゃないとありませんよね。
ということで、わたしは毎年参加していました。
去年はしなかったけど。他に年に2回くらいでしたっけ、
会報が送られて来ます。
結構な金額の後援会会費を払ってるのだし、
可能なら大学の後援会の行事も参加してみるのも、アリですね。
2017年度の総会に参加してきました
⇒ 大学のPTA総会に参加してきました
まとめ
ということで、子どもが幼稚園、学校に通うようになると
延々と悩まされることになるPTA。
必要な組織かも知れませんが、これだけなり手がないということは、
運営の方法を見直す必要もあるのでは、と個人的にも思います。
昔は、お母さんは家にいる方が多くて、日中学校に行ってPTAの
仕事もこなせたかも知れません。でも、今は仕事をしている方が殆ど。
専業主婦という方でも、介護の必要のある方を面倒みている、とか家で内職を
しているとかって方もいらっしゃると思います。
今の時代に合うような運営の仕方に変えないと、
この先ますますなり手が少なくなるのではと
いう気もします。
なんて偉そうに言っちゃいました。
PTAのことを書いている時に、タイムリーなことに新聞でも
この話題をテーマにしたコラムが掲載されましたので、
紹介してみます。
札幌市にある小学校で、北海道内では初めてPTAの
入退会自由を規約に明記。現在のPTA会長さんが1年かけて準備をして、
保護者に伝えたそうです。
運営方法も、専門部は無くして、運営委員会もSNS上で行うように。
バザー等の行事の時はその都度仕事を手伝ってくれる人を
募集するという形式に変えられたそう。
こういうPTAの形もあるんだなというのを知りました。
改革後も90%以上の保護者はPTA会員になっているそうです。
でも、行事の仕事を引き受けて下さる方が少なくなってきていて、
それが悩みなのだとか。
改革して4年になるそうですが、北海道内だけでなく、
道外の学校のPTA関係者の方からの
問い合わせが来るそう。みんな、PTAの在り方に
悩んでいるんだなと思います。
PTAが全く要らない、とは思わないのですが、
毎年毎年なり手がなくてすったもんだするようなら、
有り方はその時々の事情に合うような形に変えていく、
というのは必要なのでは、というのが個人的な意見です。
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