夏の流星群シーズン突入の7月♪ 天体ショーも色々とあります。
何といっても7月後半のみずがめ座流星群。
この頃は幾つかの流星群が重なっているので、どの流れ星がどの流星群のものか、判別は難しいかも知れません。
判別出来なくても、きれいなのに違いはないので困りはしませんけどねv
7月に見られる流星群
先ずは流星群から。活動が6月からみられる流星群もあるのですが、極大が7月になっているものをチョイスしています。
7月ペガスス座流星群
7月7日頃から7月13日頃にかけて観られる流星群。10日に極大。
7月ほうおう座流星群
7月10日頃から7月16日頃にかけて。13日に極大。この流星群は南半球で観測可なので、この時期に南半球へ旅行される予定のある方は、夜空をみるのもいいですね。
はくちょう座α流星群
7月11日頃から7月30日頃に観られます。極大は18日。調べてみたのですが、これ以上の情報を得られませんでした。
白鳥座流星群は、8月のk(カッパ)流星群の方が知られているようです。
ですので、こういう流星群があるよ、ということで知っておく程度でもいいのかな、と思います。
やぎ座σ(シグマ)流星群
7月15日頃から8月11日頃。極大は7月20日。こちらも同じくこれ以上の情報が出てきませんでした。
みなみのうお座流星群
7月15日頃から8月10日頃。極大は7月28日。放射点が低い位置にあるので、日本からの観測は難しい流星群です。南の方へ旅行される方は、観測のチャンスがありそうです。
みずがめ座δ(デルタ)流星群南群
7月12日頃から8月19日頃にかけて。2024年の極大は7月31日。実はみずがめ座流星群は4つの流星群で構成されていて、1番の主力がこのδ流星群南群になります。2024年は月齢25で、日付が変わる頃に月が昇ってくるので観測条件は夜半前が良いです。
やぎ座α流星群 7月15日頃から8月11日頃。2024年の極大は7月31日になります。ZHRは4個程度なので流れ星の数はそんなに期待はできないかも、です。観測条件はみずがめ座δ流星群と同条件ですね。
このように7月末は複数の流星群の極大が重なっています。
それぞれの流星群は小規模なものですが、幾つも重なっているので、どれかの流星群の流れ星を観ることができるので、観測するのにはまあまあ良い時期といえます。
2024年は7月末は月明かりが多少ありますが観測条件としてはまあまあなので、夏休みの時期でもあるので翌日が休みだと方は、いつもより夜更かしして子どもさんと一緒に流星群の観測をしてみるのもいいですね。
2024年7月の天体ショー
流星群以外の天体ショーはどんなものがあるのかもチェック。地味ですが、流星群と一緒に観測してみるのもアリですね♪
半夏生(太陽黄経100度) 1日
半夏生は雑節の一つで、太陽が黄経100度にある日のことをいいます。夏至から11日目でこの頃から梅雨明けし始めます。地方によって、タコを食べる日としても知られてきていますね。
火星と月が最接近 1日
土星が留 1日
月が天王星に最接近 2日
海王星が留 3日
月が木星に最接近 3日
地球が遠日点通過 5日
太陽から最も遠い地点を通過することを『遠日点通過』といいますが、この日は地球がそれに当たります。
月と金星が最接近 7日
月が水星に最接近 8日
満月(バックムーン) 21日
冥王星が衝 24日
月が天王星に最接近 29日
月が火星に最接近 30日
月が木星に最接近 31日
まとめ
7月下旬には子どもさんは夏休みに突入。親子で天体観測を楽しめる機会です。夏休みの自由研究のテーマとしてもお薦めですので、是非観測をされてみてください。
夏とはいえ、夜は結構冷えます。
特に郊外に出向いての観測をする時は、防寒にも留意しましょう。上に何か羽織れるものを持っていくようにしてください。
それと虫よけも忘れずに。
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