鬼滅の刃劇場版・無限列車編の感想その弐です。
今回は、炭治郎たちが戦った鬼・魘夢のことと炭治郎達が見せた心の中(無意識領域)について思ったことを、つらつら~とまとめています。
今回もよかったらお付き合いくださいませm(__)m
<h2下弦の壱の血鬼術って…
下弦の壱・魘夢が操る血鬼術は、ひとを強制的に眠らせて夢を見させるというもので、これだけだと下弦とはいえ〝壱〟の立場にいる鬼として、そんなに強いのかな、と思って観ていましたが……
ひとの中に手下の人間の意識を潜り込ませて、そのひとの〝核〟を破壊させる。
核を壊されたひとは、廃人になってしまう。
手下とした人間も、幸せな夢を見させてもらえるご褒美があるようですが、その幸せな夢の中に浸り切りになってしまうのだったら、廃人になるのと変わらないような気もする。
魘夢の血鬼術、ひとの心理の弱さを突いている厭らしい技だなあ。ある意味最強の血鬼術かも知れないと思いました。
あの煉獄さんですら、うっかり罹ってしまったんだもんなあ。車掌さんに切符を拝見とか言われたら、何も疑わないで切符を見せちゃうだろうし。
魘夢、侮りがたし!
炭治郎達の心の中
炭治郎の無意識領域の描写、あれは『ウユニ塩湖』だなあって思ったのですが、ネットで感想みても皆さんそう思ったんですね。
だって、この風景▼まんまなんだもん。
どこまでも続く空。
この時、炭治郎の無意識領域に入った青年は、その光景に炭治郎の心根の優しさを感じます。
さらに、壊そうとしていた核まで案内する光の小人の存在に戦意喪失したもよう。
この青年、結核を患いいい事もなくなって心が荒んでいたんだろうなあ。でも、魘夢の手先になって偶々炭治郎に繋がったために、改心できた。
そう思うと、結果オーライだったのかなあと思いました。
黄色い少年(笑)こと我妻善逸くんの無意識領域は……
何あの漆黒の闇
その中にいる善くん、侵入者に対する威嚇の言葉がまだ想像の上をいってました。
ここに入っていいのは禰豆子だけ??
善逸くん、禰豆子に惚れてたんだ。
それはいいとしても……
善逸くんの無意識領域に入らされた彼が、何か気の毒にみえた(笑)
そして。
伊之助の無意識領域……
いやもう己の欲望にとても忠実というか…
こちらも、夢に入らされた女の子、ちょっと気の毒だった。
ふと思ったけど、これ逆になってたらどうだったんだろ。
善逸くんの無意識領域は、入ってきてたのが女の子の方だったら違う反応をしてたのかなあ。
やっぱり禰豆子じゃない、と凄んでたんだろうか……
何にせよ、炭治郎に入り込んだ青年以外は『ご苦労さん』でした(苦笑)
魘夢の血鬼術を解いた方法が…
魘夢の血鬼術に捕まって何とか脱出を試みる炭治郎。今いる場所は現実ではなく夢の中だと認識はできるものの、どうやったら夢から覚めれのかが分からない。
でも。
父親の助言で魘夢の血鬼術を解いた方法が、まさかの自分の首を……だなんて。
こんな方法じゃないと夢から覚めれない。
そのまま夢に浸っていても、あの侵入者に無意識領域にある核を破壊され、結局は助からない。
魘夢の血鬼術、なんて恐ろしい(–;
成る程下弦の壱の座にいるだけのことはあるんだなあ。
と、妙な感心すらしたのでした。
まとめ
ということで
鬼滅の刃劇場版・無限列車編の感想その壱、煉獄杏寿郎に注目して書いてみました。
炎柱で、主要キャラのひとり(と思ってましたが合ってますよね?)なのに、無限列車編で早々に退場とは!
正に「よもやよもや」でした(TT)
柱合議編をすっ飛ばしてしまったので、煉獄さんとは劇場版が初対面。
ああ、鬼滅の刃の登場人物だなあと思わせるクセ強なキャラ(^^;
でも、凄く強いし面倒見のいい、好青年なところは本当好感が持てました。
ここで退場なのがめっちゃ惜しいです。
あと。
何であのタイミングで無限列車には直接関係ないだろう猗窩座が割り込んできたのかは、映画みてる限りでは分かりませんでした。
何か、そこに行かなくてはいけない理由でもあったのかしらん。
魘夢の助っ人?でも、鬼同士が助け合うのも何だかぴんとこないし。(利害関係が一致した場合はともかくとして)
この辺の猗窩座の事情も知りたいかも。
単に通りすがりにみてたら、煉獄さんという強そうな鬼殺隊の隊士がいてやりあってみたくなった…とか?
或いは、無惨に何か指示されてたとか?
どうなんでしょうか。
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