学問の神様・菅原道真公が祀られていることでも有名な福岡県にある太宰府天満宮で、平安貴族の装束に身を包んだ人たちが雅な宴を催すイベントが開催されます。
曲水の宴というのですが、平安時代にタイムスリップしたような雰囲気を楽しめるということもあり、毎年見学する人で大変な人出になります。
そんな曲水の宴ですが、いつ開催されているのか、どんなことをするのかをまとめてみました。
今年は見に行こうかなと思っていらっしゃる方、是非参考にしてください。
曲水の宴、太宰府ではいつ開催される?
曲水の宴というイベント、実は太宰府天満宮以外でも開催している所はあるのですが、わたしがよく知っているのはやはり大宰府で開催されている曲水の宴ですね。
こちらの曲水の宴は、毎年3月の第1日曜日に開催されます。
2020年は3月1日です。
どんなことをするの?
「曲水の宴」は、禊祓(みそぎはらえ)の神事です。
十二単を纏った姫や平安装束を着た参宴者は、庭園の上流より流れてくる酒盃が自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただきます。
曲水の宴の時間は?何時からあるの?
太宰府天満宮の曲水の宴は、お昼の12時から始まります。
◆奉献の儀
12時 参加者が社務所を出発
12時20分 御本殿で参拝
12時40分 文書館到着
◆曲水の宴
13時~ 修祓(しゅばつ)の儀
白拍子の舞
神楽舞「飛梅の舞」
13時30分~ 参宴者入庭
盃の儀(和歌朗詠)
白拍子の舞
盃の儀(和歌朗詠)
退庭
◆終納の儀
14時45分 社務所へ参進
終宴 15時頃
上記のプログラムで、大体午後3時頃に終わるようです。
12時から始まるので、3時間くらいかかる感じですね。最後まで観る予定でしたら、早めにお昼を食べておいた方がいいかも知れません。
曲水の宴の観覧席はある?
当日は観覧席を約1.100席ほど準備されるそうですが、全席自由席で事前の予約はないとのことです。
季節的にも、好天に恵まれるとかなりの人出になります。午前11時くらいから観客は会場に入れるそうですが、和歌朗詠をゆっくり観たいというのでしたら、参加者の入場を観ていると座れなくなる可能性もあります。
ですので、どこで観るのかを決めておいて、会場内に入るのがいいですね。
雨天等の場合は文書館内で行われるため、入場制限があるそうですのでお天気が悪い時は要注意です。
まとめ
太宰府天満宮で催される『曲水の宴』は、3月の第一日曜日という、丁度梅の花が咲く頃とも重なるのでお天気がいいと大変な人出も予想されます。
じっくりと観たいというのでしたら、観覧席で座って観る方が楽ですので早めに会場に行って、席を確保する方がいいでしょう。
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【2020年2月24日 追記】
今のところ、大宰府天満宮のホームページには新型コロナウイルス等による中止等のお知らせはありませんでしたが、念のためホームページ等のチェックはしておくことをお勧めします。
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