剣道で昇級審査の合格のコツってある?何に気を付ければいい?

剣道のこと
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剣道(に限らずですが)の昇級審査は、級位が上がっていくごとに難しくなっていきます。

 

2級、1級ともなってくると場合によっては一度の受審では合格できないこともあるようです。お子さんも普段から一生懸命稽古して昇級審査を受審するのですから、出来れば一度で合格して欲しいですよね。

 

そこで、剣道の昇級審査に合格できるポイントを幾つか纏めてみましたので参考にして頂けたら、と思います。

 

あくまでも、わたしの地区での昇級審査の際に感じたことを中心に纏めています。
審査の内容は地区によって違いがありますので、詳細は通われている教室の指導者や役員の方に確認をしてください。

 

昇級・昇段審査の大まかな流れはこちらの記事に書いていますので、参考にしてください。

剣道の昇級審査、昇段審査ってどういう試験なの?

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昇級審査に合格するコツは?

◆大きな声を出す!

これに限ります。
昇級審査(昇段審査もですが)に合格する最大のコツは、何といっても大きな声、です。

 

これはどの地区の昇級審査でも変わらないと思います。
声が小さいと、技量が良くても駄目です。受審する子どもさんには、兎に角精一杯大きな声で審査に臨むようアドバイスしてあげて下さいね。

 

受審する級位があがると声も技量も必要になってきますが、下の方の級位の場合は(受審する子どもの年齢にもよると思いますが)まずは大きな声で審査内容の打ち込みができるか、が大事です。

 

『気・剣・体』の一致といういい方をしますが、まず大きな声が出ていないと〝気〟が十分ではないと見られてしまいかねません。

 

ですので、何はともあれ大きな声を出す。
これを一番にアドバイスしてあげて下さいね。ご自分が受審する場合、大人の場合も一緒です。

 

面を被っていると、自分は大きな声を出しているつもりでも案外審査員まで声がよく聞こえていない、なんて場合もあります。審査の会場が幾つもある場合、特に隣の会場の受審者の声や音で、自分の声がかき消されているということも起こり得ます。

 

なので、腹の底から声を振り絞って大声を出すようにしましょう。
わたしも二段の審査前の稽古で、もっと声を出せ、と散々言われました。本人は出してるつもりなのですが、まだ小さいとダメだしを何回も受けました(苦笑)

 

大事なことなので、もう一回書きますね。

大きな声を出す!

兎に角、これです。

 

◆基本に忠実な打突をする

これも大事なポイントです。
変に技を使う必要はありません。基本通りの動作が出来ていればほぼ大丈夫です。

 

わたしと子が通っている教室では、基本通りに大きな打ち込みをするよう指導されます。例えば面でも、試合の時に出すような早打ち面ではなく大きく振りかぶってから面を打つ、ということが大事だ、という風に言われます。

 

互角稽古でも、試合で1本を取りに行くような早い打ちではなく基本通りの動作で打ち込みができるような稽古をしておくと良いですね。

◆足さばきにも注意

基本に忠実な動作に含まれるかもしれませんが、足さばきにも注意をしておきましょう。
うっかり左足が右足より前に出ないように。うちの子は、初段の審査の時にこれをやらかしてました(–;

 

昇級審査でも2級、1級ともなると、この辺のチェックも入るかも知れません。
特に1級は初段を受審できる技量があるかどうか、もチェックのポイントになるようです。足さばきも気を抜かないようにしておきましょう。

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着装の乱れもチェックされます

剣道は特に礼儀や所作にも厳しいチェックが入ります。
胴着や防具の着装が乱れも減点の対象になります。もしかしたら技量よりも着装や所作の方が、合格不合格の判定が厳しいのでは、と思えるくらい厳しいチェックが入ってる…ような気が、個人的にします。

 

昇段審査では、審査中に面や胴のひもが解けてしまったら…ほぼアウトです。
昇級審査ではそこまで厳しくみない場合もあるようですが、きちんとした着装を心掛けるようにしましょう。

 

袴は前下がりに着るのが正しい着方ですので、着付けた時に後ろが下がっていないかをチェックしてあげましょう。

 

まだ小さい子どもさんの場合、着装は親がすることになると思います。審査直前では指導者の方で手直しをして頂けるかも知れませんが、保護者の方もきちんとした胴着の着せ方、防具の付け方を習っておくようにしましょう。

 

ある程度子どもさんも大きくなってきたら、自分でちゃんと全部できるよう、家でも練習させると良いと思います。

 

試合中に紐が解けるようなアクシデントは時々起きます。その時に自分で紐が結べないようだととても困ります。親が出て行って手伝ってあげることは出来ません。許されるのはせいぜい小学校の低学年の間だけです。

 

何かあった時子ども自身も困ることになるので、着装も一人で出来るように練習させるようにしてくださいね。

まとめ

わたしが経験してきた昇級審査での、合格のコツというか、これが出来ていれば大丈夫かなというポイントを、簡単に纏めてみました。

 

剣道の昇級審査では、難しいことは要求されません。

大きい声で打ち込む

基本通りの動作ができているか

この二つのことが出来ていれば、ほぼ合格できると思います。(でも、これが難しかったりするんですけどね(苦笑))

 

審査なので100%確実と断言はできませんが、これが出来れいれば、まず大丈夫じゃないかなあと思えます。その為にも普段の稽古をしっかりとして、審査に臨むようにしましょう。

 

審査会場で、緊張するな……という方が無理です(笑)。わたしも経験ありますが、あれ、目茶目茶緊張します(苦笑)。なので、緊張をほぐす意味でも、大きな声を出すようアドバイスしてあげてください。ご自身の受審でしたら、やはり大きな声を出す事、です。

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