秋も深まってくると気になるのが、インフルエンザの流行。
特に受験生のいるご家庭では、子どもがインフルに掛からないか、本当にぴりぴりしますよね。
うちもそうでしたし…。
インフルエンザに掛からないようにするのに、予防接種は有効な手段ですが、いつ接種を受けさせたらいいのか、接種のタイミングや回数のことなどを改めて調べてみました。
2017-2018年のインフルワクチンのことで、意外なことも出ていましたので併せて書いておきますので、是非接種の参考にしてください。
インフルエンザの予防接種はいつ受けるのがいい?
インフルエンザの予防接種をして抗体ができるのに、大体2週間ほどかかると考えていていいようです。(勿論人にも依りますが)1度接種を受けると、効果は約5ヶ月は期待できます。
接種して抗体ができるまでに、多少時間が掛かります。インフルの潜伏期間は2~5日ほどありますが、抗体ができる前に感染すると発症してしまいます。
ですので、インフルの流行が始まる前には接種を済ませておく方がより効果的です。
インフルエンザの流行は、例年11月頃から翌年の3月頃まで続きます。この期間は受験や、中学生でしたら実力テスト等、受験校を決めるための大事な試験が続く時期ですよね。それを考えると、10月半ば位に接種をした方がいいのかなと思えます。
インフルエンザの予防接種は、10月中旬を目安に受けるようにしておく。
それだと、11月の初めには抗体も出来ている頃ですしインフルの流行が始まってもひと安心できるかな…というところです。
※予防接種をすると発症が100%抑えられるという訳ではありませんので、ご注意ください。
インフルエンザの予防接種は14歳だと回数は?
インフルエンザの予防接種は、普通は大人は1回で13歳未満(ということも12歳までですね)の子どもは2回接種するようにいわれてます。
中学3年生でしたら年齢的には1回で大丈夫、ということです。ただ、大人でも1回より2回接種をした方が、より高い予防効果を得られるということではあるようです。
受験生等で、インフルエンザにはいつもの年より掛かりたくない事情がある場合には病院とも相談して、2回接種を受けることも考慮しても良いのかも知れません。
2017-2018年期ならではの事情
今年から来年(2018年)の流行期のためのインフルエンザワクチンは2500万本余りで、去年の使用量を100万本余り下回る見通しとなったことがわかったそうで、厚生労働省は希望者全員が接種できるよう
「13歳以上の方は1人1回の接種にしてほしい」と呼びかけることにしているそうです。
なので、13歳以上の方は1回の接種を薦められる可能性も高いです。1回でも効果は期待できるので、流行のきざしが出てくる前に、予防接種を受けておくことが大事です。
インフルエンザの予防接種って他の家族も必要?
受験生本人は罹らなくも、同居している家族の誰かがインフルエンザに感染してしまうと結局は移ってしまう危険性は高いです。
なので、可能でしたら家族全員が予防接種を受けることが望ましいです。
といっても……病院や地域にも依りますがインフルの予防接種は1回に3000円前後の費用が掛かります。13歳未満の子どもは2回接種するので、単純計算すると家族全員が接種を受けるとなると、結構な負担ですよね。
何年か前の、例の新型インフルエンザが流行した年は、うちは子供2人にだけは予防接種を受けさせました。普段は受けないんですが(苦笑)。やっぱりお財布的にきびしいので……その代わり手洗い・うがいは徹底させてましたが。
家族全員は無理…というのでしたら、子どもだけでも受けさせるようにしましょう。学校(若しくは幼稚園・保育園)で流行すると、感染してしまう率が高いですし。大事な試験を控えている受験生だったら、尚のことインフルエンザには罹って欲しくはないですもんね。
まとめ
受験を控えたお子さんがいるご家庭は、これからの季節特にぴりぴりすることと思います。そのリスクを少しでも減らす為にも、インフルエンザの予防接種は受けることが望ましいですね。
その際は、流行のきざしが出始める前に接種をしておくことが感染を防ぐのに有効です。例年11月頃からインフルエンザが流行し始めるので10月の中旬から下旬にかけて、接種した方がいいです。
また、2017-2018年はワクチンの製造量が去年より少ない見通しなので、早めに掛かり付け医に相談の上で、接種の予定をたてるといいと思います。
更に。普段から手洗い・うがいをしっかりするよう習慣つけておくことも予防には有効です。
コメント