ノロウイルスは、特に寒くなると流行ってくるウイルス性胃腸炎の原因になる厄介なウイルスです。
よくニュースなどでも、集団感染したというのをみます。感染力も強力でこのウイルスに感染してしまったら、必ず発症するのではないかと思っているので流行する時期には、ぴりぴりしてしまいます。
でも、感染したら必ずよくいわれるような、下痢やおう吐などの症状が発症するのでしょうか。その辺のことが気になったので、調べてみました。
また、ノロウイルスに感染した時の症状について、うちでの体験も交えて書いてみましたので、是非参考にしてください。
ノロウイルスに感染したらどうなる?
ノロウイルスに感染したら、下痢、おう吐、発熱といった症状が現れます。うちの子らが罹った時もこの症状が全て出ました。熱も38度以上の高熱が続きました。
普通は1、2日で治まってくるということですが、うちの子らが拾ったウイルスは相当にしつこいやつだったのか、治るのに1週間くらい掛かりました。
これまでにもノロウイルスには感染しましたが、(恐らく)初めての時はまず上の子が発症。2日くらいの時差で下の子も発症しました。上が小学校5年か6年の頃で下はまだ幼稚園前だったかな。
二人でぴーぴーげーげーを繰り返して、看病してる自分もこの時期うつされてたと思います。熱っぽかったしお腹ゆるかったし……そんな体調なので、病院に連れて行ったり看病するにもきつかったです。
とにかく食べ物を受け付けない、飲み薬(病院で処方された胃薬です)もダメ。飲ませてもすぐにもどしてしまってました。だから薬が効かない(TT)水分も1回にスプーン1杯くらいが限度という状態になったこともありました。だから、数分おきにスプーン1杯の水分を摂らせるの繰り返し。
やっと子どもらが治った時は、本当にやれやれと思ったものでした。
これが初ノロ体験。その後も何度かノロウイルスとみられる胃腸炎を発症しました。ひどい時は治るのに2週間くらい掛かったこともありまして……下の子は運動会に出られなかったり上の子は2日も入院したり、高校生の時でも学校を10日も欠席したり、と罹る度に散々な目に遭いました(苦笑)
症状のでかたには個人差はあると思いますが、うちの子らは結構ひどかったです。
ノロウイルスに感染したら、必ず発症する?
発症したら結構ひどい症状がでるのですが、ノロウイルスに感染したからといって絶対に発症するのかというと……100%必ず発症することはないそうです。
中には、発症しないで済む人や「風邪ひいたかな?」程度で済む人もいるので必ず発症はしないです。だからといって油断は出来ませんが。
うちの子の場合も学校で近くの席に座ってる子がノロで学校を休んだ時など、感染していないか凄く心配になるのですが、いつもうつされる、ということはないですもんね。
でも、小さい子やお年寄り、免疫力が低下している時などは罹り易いので、注意してあげないといけないです。
ノロウイルスとは?
ノロウイルスとはどういうものかというと、『非細菌性急性胃腸炎を引き起こす、ウイルスの一属』です。年間を通じて発症するのですが、特に冬場に発症が多くみられます。
2枚貝(特にカキ)が原因と言われてましたが、実はウイルスに感染した人が調理したものを食べてしまったり、空気感染してしまったり、と原因の特定がしづらいことの方が多いらしいです。
有効な抗ウイルス薬がないので、発症してしまうと、治るまでひたすら辛抱するしかないという…厄介なウイルスです。
ノロウイルスの感染を予防するには?
ノロウイルスに限らずですが、手洗いやうがいをすること。これが最大の予防法になります。ノロの場合特に手洗いは大事です。ちゃちゃっと洗うのではなく丁寧に指の間もきちんと洗います。
▼正しい手洗いの動画です。
あとは、ノロウイルスが流行している時期に、不用意に人混みの中に出掛けることは避ける、貝類の生食をしない、などできることは極力やっておく方がいいです。
また、ラクトフェリンがノロウイルスの予防に効果が期待できるというので、ラクトフェリンが入っているヨーグルトなどを食べるのも予防に有効です。(100%効果があるという訳ではありません)
この場合、ラクトフェリンが100mg摂取できる商品、或いはサプリメントを選ぶようにして下さいね。ラクトフェリンの量が少ないと、予防の効果も少なくなるそうなので。
消毒には、次亜塩素酸が有効です。
まとめ
ノロウイルスは発症してしまうと、治るまでは辛抱するしかないというとても辛い目に遭います。
ですので、なるべく感染しないよう特に冬場は手洗いうがいは意識してするようにしましょう。
感染しても、必ず発症するとは限らないのですが、もしも発症してしまったら、少しづつでも水分を補給するようにしてください。症状にもよりますが、病院で診てもらうも大切です。うちも、何回か点滴を受けました。
消毒には次亜塩素酸のものを使うようにしてください。
大人でもしんどい思いをしますので、特にお子さんが小さいうちやお年寄りは感染しないよう気を付けてあげて下さいね。
コメント