▲にとあさんによる写真ACからの写真
最近、お昼のメニューが麺類のローテーションに陥ってしまってます(苦笑)
で、うどんを作りながらふと疑問に思ったのですが、なんできつねうどんって油揚げを入れるのかなあ……と。(というか油揚げが入ってるうどんを何故きつねうどんというのか…かな)
そんな、今更なきつねうどんの謎について、気になったので調べてみました。
きつねうどんに油揚げを入れるのは?
今まで特に疑問に思ったことが無かったのですが、きつねうどんて、なんで油揚げを入れるのかなあ。
きつねが油揚げを好んで食べるから? とか、そんなことも思ったりしましたが…
調べてみると、そうでもないようです。
諸説はあるようですが、いわゆる身代わり的なことでした。
ある動物さんの身代わり、ということですね。
油揚げの色がきつねに似ているから…というだけの単純なことではなかったようです。(わたしは、それかなと思ったんですが(笑)
きつねの好物はそもそも何?
▲北海道民さんによる写真ACからの写真
キツネはイヌ科の動物で、雑食性です。
自然界にいるきつねは小動物を捕食していますし、果物なども食べることもあるそうです。
なので油揚げも食べるかも知れませんが、自然界に油揚げってありませんよね。だから食べる機会があるとは思えないです。
油揚げの意味は?
自然界のきつねと油揚げって、縁がないように思えますが。
なのに、なぜ油揚げが出てくるのかというと…
きつねは神様のお使いで、穀物を荒らすねずみを捕ってくれるというので昔の人はきつねを崇めていたそうです。
で、神様のお使いのきつねにお供えしていたのが〝油揚げ〟だったとか。
なので、お供えしていた油揚げを入れたうどんをきつねうどんというようになった…ということのようです。
で、この〝油揚げ〟は、キツネの好物の小動物を揚げてお供えをした……とか。
今でいうところの天ぷら、若しくは唐揚げのような感じでしょうか(–;
考えると何だか………う、うーむ(汗)
今の油揚げになった理由は?
元々の油揚げの正体は、神様のお使いへのお供え品だったというのは分かりました(あまり想像はしたくないですが(苦笑))。
でも、その後仏教が日本に伝わってきて、神様へのお供えにするためとはいえこういうことをするのは良くないというので、今の油揚げをお供えするようになっていったとのことです。
まとめ
ふと、不思議に思ったきつねうどんの謎でしたが、元々は神様のお使いキツネさんへのお供え物が始まりだったとのことです。
その後、仏様の教えにより今の油揚げをお供えするようになり、油揚げを入れたうどんをきつねうどんと言うようになった…と、いうことでした。
油揚げの色が狐の色に似ているから、という理由じゃなかったんですねえ。
意外なきつねうどんの謂れでした。
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