離岸流沖縄はリーフカレントという流れがあるので注意。回避方法は?

レジャーのこと
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離岸流(リップカレント)は、どこの海岸でも発生する可能性があるのですが、沖縄のようなサンゴ礁に囲まれた海岸では、特有の危険な潮の流れがあります。その潮の流れのことをリーフカレントと言います。

 

リーフカレントは、いわゆる離岸流の一種ですが、本州辺りの離岸流とは違った流れ方をするのでこちらも注意が必要になります。

 

前に離岸流のことを書きましたけど、
▼この記事です
離岸流は何故危ない?見つけ方や流された時の対処法をチェック

 

今回は、離岸流の話題その2です。沖縄やその他の南の島に行かれるという方、特にサンゴ礁の海でのマリンレジャーの予定がある方は、是非参考にしてくださいね。

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沖縄などサンゴ礁独特のリーフカレントという流れがある

離岸流のことは前に書いた記事で説明してますが、沖縄を初め、サンゴ礁の海岸にはリーフカレントという、独特の離岸流が発生するので注意が必要になります。

 

リーフカレントとはどんな流れなのかというと、サンゴ礁内に入ってきた海水がまた沖へと戻っていく流れのことをいいます。


画像引用元 石垣海上保安部ホームページ

 

引き潮の時に特に発生しやすいそうですが、うねりがある時なども起きやすいそうです。こちらの動画にリーフカレント(らしい)の流れが撮影されてます▼

結構速い流れなんですよね。小さいお子さんでしたら簡単に流されてしまいそうです。リーフの端っこ(リーフエッジ)はこの画像▼のように急に深くなっているので、こんな流れに巻き込まれてリーフの外側まで出てしまったら、とても危険です。

この深みに向かって、ダウンカレント(後述してます)が発生することもあります。

 

 

離岸流リーフカレントの注意点は?

リーフカレントの注意点ですが、基本的には一般的な離岸流と同じでこの流れに近づかないことが大事になります。

 

そこで、リーフカレントがどんな場所で発生するのかを知っておくことが必要になります。

▲この画像の中央の、サンゴがない細い水色の部分が、沖の濃い青のところまで延びている個所があるのですが、こういうサンゴのすき間(リーフギャップ)に沿ってカレントが発生する確率が高いそうです。この部分をリーフ内の海水が、リーフの外に向かって流れていくのだそう。

 

この画像はグアムのビーチのものですが、他のビーチでもリーフカレントが発生する箇所は基本的には同じなので、こういう所に近づかないことが先ず大事です。

 

このビーチでは、リーフギャップのある場所は波打ち際からかなり距離がありますので、よっぽどじゃないと近づくことはないかと思いますが、リーフによってはもっと近くにあるビーチもあるかも知れません。

 

また、リーフ内でシュノーケリングなどをしていて夢中になっていて、気が付いたらリーフカレントに乗っていたなんてこともあり得ます。

 

リーフカレントに流されて、そのままアウトリーフに出てしまうとかなり危険な状態になります。アウトリーフとは、いわゆるサンゴ礁の外側でいきなり水深も深くなりますし、潮の流れも速くて複雑になるそう。また、ダウンカレントという海底に向かって流れるカレントに巻き込まれる危険性が出てきます。


画像引用元 石垣海上保安部ホームページ

普通に泳いでた、或いはシュノーケリングくらいの装備でダウンカレントに巻きこまれたら、本当に危険です。

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リーフカレントの回避方法や流された時の対処法は?

リーフカレントを回避するためには、カレントが発生しそうな場所には近づかないことですが、旅行に来ているということで、いつもよりついはしゃいでしまう…なんてこともあるかも、ですよね。


リーフ内でも、こんな光景▲をみてしまうとつい夢中になってしまいそうですが、自分がどの辺にいるのか、常にチェックをしておくことも必要です。うっかりリーフギャップに近づいてないか、気を付けておきましょう。また、単独行動はしないで複数でいることも、万が一の時助けを呼んでもらえたりできます。

 

リーフカレントは、引き潮時に起きやすいので潮が引いてきたなと感じたら岸の方へ移動するようにしてください。大潮の時や海が荒れている時は特に強いカレントが発生する危険性があるので、特に注意が必要です。

リーフカレントに流された時の対処法

一般的な離岸流と同じで、監視員に助けを求める、横に泳いで流れから逃れるか流れが落ち着くまでは、溺れないように流されてから岸辺に向かって泳ぐことが主な対処法になります。

 

リーフ内でカレントから脱出できることが良いのですが、万が一アウトリーフまで流された場合は、慌てずにリーフに沿って泳ぎ安全なところからリーフ内に戻って岸辺まで戻るようにしましょう。

 

とはいっても、いきなり水深も深くなるようなところまで流されたら慌てるなといっても無理な気もしますので、リーフカレントに流されないよう常に気を配っておくことが重要ですね。

 

特に子ども連れの場合は、お子さんには常に気を配っておくようにしましょう。

まとめ

沖縄や、海外のサンゴ礁の海はとてもきれいで魅力的です。
でも、安全に思えるインリーフでも、リーフカレントというサンゴ礁特有の離岸流が発生します。

 

ですので、前もってそういう流れがあるということを知ってもしも流された時は、落ち着いて対処できるよう心がけておくことが大事です。

▼沖縄県内の主なリーフカレントの発生場所がこちらで確認できますので、旅行時には是非チェックをしてください。
リーフカレント注意海域

 

リーフカレントの流れには近づかないよう、注意しながらサンゴ礁の海を楽しんでくださいね。

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